アナーキー・イン・ザ・JK クズの本懐 デンキ街の本屋さん を買いました

このところ忙しかった日々を取り戻すかのように漫画を買ってしまった。ほんとはコンビニ版キャプつばも読みたかったんだがグッとこらえました。
 
というわけでタイトルにもあるとおり三タイトルを購入したわけなのですが、奇しくもすべて恋愛モノ。とくにいびつな恋愛に特化したものばかりですね。あ、でもデンキ街は純愛だから・・・うん・・・
 
さっそく読んでみたのは「アナーキー・イン・ザ・JK」。アオハルに載ったということで印象深かった作品。
一ページ目をめくってみて非常に驚いたのはフキダシの数。銀魂よりもはるかに多い文章量でした。でも、セリフひとつひとつがセンスの塊で、気づいたら1時間以上読んでいました。
いわゆるオムニバス?形式で進んでいくこの作品ですが、登場人物の見た目やら性的嗜好やらすべてがめちゃくちゃです。いわゆる変態って部類の人がほとんどです。でもそれだからこそ人間臭い!人間とは本来欲望を抑えられない生き物なんだ!僕もこんなふうにキュンキュンしたいよ!!
自分も漫画描きたいと思って日々精進しているのですが、こんな漫画を描けたらなあと思ってしまいます。憧れの作品となりました。
 
でこれ読んだらかなり疲れたし腹が減ったのでいったん休憩。次はクズの本懐を読んでいきたいと思います。
メンゴ先生はこのあいだのミラクルジャンプから貞操を守り抜くというテーマで連載をはじめました。その内容があんまりにもアホすぎたのと、「きみだら」による低俗なイメージ(原作は岡本倫先生ですが)のせいで僕はこの作家の作品を敬遠していました。
ところが書店にあった試し読み小冊子を読んでみたら評価が一変。なんだ、深みのある話も描ける方なんだと思い直し購入に至った次第です。うーん、楽しみ。
 
最後に読もうと思っているのがデンキ街の本屋さん。去年のこの時期くらいにハマりだした同作品。いろいろな魅力が詰まっているので大好きです。
まず絵がかわいい。少しずつ絵の雰囲気は変わっていきますが、それでもかわいさは一貫しています。タイプの違う女性キャラが5人前後登場しますが、どれもお気に入りです。
そして恋愛がとてもキレイ。ややこしいドロドロした恋愛ではなく、みんながキュンキュンしてワクワクする恋愛を繰り広げます。主人公とメインヒロインの恋愛譚だけではなくて、主要キャラそれぞれが誰かのことを好きで、いろいろな恋愛模様を垣間見ることができるのも楽しい。
さらに極めつけはギャグセンス。デンキ街=アキバの本屋さん(メロンブックスをモチーフとした同人書店)を物語の主な舞台としているだけあってサブカル推し推し。さらに「パンツのことあんまり詳しくないですが…」と言いながらパンツのディープな知識をひけらかす回や、チョコケーキを作ろうの回で「先生!材料がなくなりました!モグモグ」と材料のイチゴを頬張るシーンはたまりませんでした。
今回はどんな絵・恋愛・ギャグを読ませてくれるのやら。楽しみです。
 
ではまずご飯を炊きましょう。